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こどもの矯正治療

小児矯正について

小児期は顎の骨や筋肉が著しく成長する時期です。そのため、この時期に矯正治療を始めれば、無理なく永久歯が生えるためのスペースを確保することが期待できます。また、本格的な成人矯正を行うことになっても、抜歯をせずに済む可能性も高まります。

当院の矯正治療について

当院では、お子さまの不正咬合を改善するための矯正治療を行っております。従来の「ワイヤー矯正」や「床矯正」はもちろん、新しい矯正治療として「RAMPA(ランパ)」を導入しているのが大きな特徴です。RAMPAは、お子さまのあごの成長を正常に促し、口呼吸から鼻呼吸に変えていくことで、歯並びを改善します。また、非抜歯による矯正治療が可能です。骨格にアプローチしますので、歯を抜く必要もなく、受け口など今まで手術でしか治せなかった症例も対応できるようになりました。

お子様にこんな
症状ありませんか?

  • 口呼吸が多い
  • 日中に眠気がくる、居眠りする
  • 大きないびきをかく
  • 寝相が悪い
  • 朝起きられない
  • 扁桃腺が腫れやすい

口呼吸と歯並びの関係

鼻呼吸ができていると舌は上顎の前歯の裏、やや上側に位置しています。唇や頬から適度な圧力がかかり、歯並びや顎が正常に発達していきます。しかし、口呼吸の場合は舌の筋肉が弱く、舌が下がって気道が圧迫されてしまい、鼻呼吸よりも口呼吸のほうが楽になるのです。
しかし、上顎が十分に発達できず、歯並びやかみ合わせに悪影響を及ぼす恐れがあります。歯並びがガタガタな「叢生(そうせい)」、前歯が斜め前に飛び出す「出っ歯」、前歯の間に隙間が空く「開咬(かいこう)」など、歯並びの問題はお子様の健やかな成長の妨げになります。
お子様の歯並びに関するお悩みや違和感は放置せず、まずはお気軽に当院にご相談ください。

当院で行う小児矯正メニュー

床矯正

床矯正とは、お口の粘膜に触れる「床(しょう)」部分がある専用の矯正装置を使用し、顎を広げて正しく歯が並ぶためのスペースを確保する治療法です。装置は取り外しができ、歯を抜かずに治療可能です。食事や歯磨きなどの場合は外して構いませんが、外している時間が長いと治療期間が延びます。1日14時間以上を目安に、可能な限りは装着するように心がけましょう。

床矯正の症例紹介

床矯正の注意点

  • 自費治療になるため、保険診療に比べ費用が掛かります。
  • 混合歯列期6歳〜11歳くらいの子どもが対象です。
  • 装着時間が少ないと十分な治療効果が得られません。

ワイヤー矯正

矯正治療のなかでも、特に一般的な治療法がワイヤー矯正です。1本1本の歯の表面にブラケットと呼ばれる金属製の矯正装置を取り付けます。その間通したワイヤーの力を利用し、歯を動かしながら歯並びを整えていきます。見た目が気になる方もいらっしゃいますが、さまざまな症例に対応できることが特徴です。

ワイヤー矯正の症例紹介

ワイヤー矯正の注意点

  • 自費治療になるため、保険診療に比べ費用が掛かります。
  • 矯正器具の装着時に、患者さまが食事、会話、見た目などに違和感を覚える場合があります
  • 矯正器具の装着時に、歯が磨きにくくなるので、より入念なブラッシングが必要になります

2×4+オーバーレイ

2×4(ツーバイフォー)+オーバーレイは、「正常な顎の発育」を目的に行う矯正治療です。2×4の特徴は、奥歯の2本と前歯の4本にだけワイヤーを装着し、永久歯に生え変わるまでの間は治療を継続します。一方、オーバーレイは奥歯の乳歯(第一・第二乳臼歯)の上に、金属またはプラスチック製の被せ物を装着し、下顎を正しい位置へと誘導していきます。見た目や取り外しの問題が少なく、正しいかみ合わせをめざせる治療法ですので、出っ歯や受け口のリスクがあるお子様に特に有効です。

2×4+オーバーレイの症例紹介

2×4+オーバーレイ矯正の注意点

  • 自費治療になるため、保険診療に比べ費用が掛かります。
  • 矯正器具の装着時に、患者さまが食事、会話、見た目などに違和感を覚える場合があります。

RAMPA(ランパ)

「RAMPA(ランパ)」とは、“呼吸”に着目することによって、歯並びだけでなく、お顔全体を正しい成長方向に導く骨格矯正治療です。口呼吸の習慣が続くと口周辺の筋肉が弱まることで、寝ている間も口が開いてしまい、歯並びの悪さを誘発する原因となります。これを防ぐためには、口呼吸から鼻呼吸へと変えていくことが大切です。「RAMPA」は、お子さまの成長にそってあごが正常に発達することを促し、気道を拡げることで口呼吸から鼻呼吸へと導きます。

RAMPAの症例紹介

RAMPAの注意点

  • 自費治療になるため、保険診療に比べ費用が掛かります。
  • 一日12時間以上、もしくは医師の推奨するRAMPAの装着時間を守れない場合は、正しい治療効果が期待できません。

治療期間について

望ましい治療開始のタイミングが4~8歳として、通常は第二大臼歯が生えてくる12歳頃まで経過を見るのが一般的です。お子さまの年齢や口腔内の状態などによって治療期間は異なりますが、目安として期間は5年~10年、治療回数は月1回となります。詳しくはカウンセリングの際や、治療計画についてご説明する際に目安の期間をお伝えしますので、それを踏まえてご相談ください。

RAMPAのよくある質問

Q
具体的にどんなことをするのですか?
A
特殊な矯正装置を装着することで、頭蓋(ずがい)、あご顔面、口腔内の発達を正常に促します。これによって舌のポジションが整い、気道が広く確保できるので、口呼吸から鼻呼吸へと移行できます。
Q
従来の矯正法と比べたRAMPAのメリットは何ですか?
A
RAMPAは単に歯並びだけに着目するのではなく、呼吸を矯正する点で大いに優れています。歯並びの悪さや不正咬合の原因となる口呼吸を改めることで、矯正後の後戻りがしにくくなるほか、睡眠時無呼吸症候群の予防や、口腔内の乾燥による細菌の繁殖を防ぐため、虫歯や歯周病になりにくいというメリットもあります。
Q
治療はいつから始めたらいいですか?
A
お子さまの成長が盛んになる4歳から8歳までの間で開始するのが望ましいといえます。それ以上の年齢のお子さまに対しては個人差を考慮して治療を検討いたします。
Q
通院はどれくらいの頻度になりますか?
A
基本的には月に1~2回の通院が目安となります。お子さまの状態によっては毎週の通院という場合もありますが、逆に状態が安定してくれば、2~3カ月の間様子をみることもあります。

お子様の歯並びに
悩む保護者の方へ

近年では食生活や生活習慣の影響からか、あごの成長が正しく行われず不正咬合になっているお子さまが増えてきています。この流れを変えるためにも、当院では単に歯並びを治すという概念ではなく、呼吸を正すことで咬み合わせを正常化するという考えのもと、根本からお子さまの健やかな成長をサポートします。また親御さまには、PAMPA矯正を行う以前の段階から、お子さまのあごが正常に発達できるよう食生活や生活習慣に対するアドバイスを行います。お気軽にご相談ください。

治療期間と回数

小児矯正の料金